病院で死ぬということ
今日は朝から雨で一日中降ったり止んだりなので
ウクレレを弾いたり、
ハーモニカを吹いたり、
本を読んだり、
図書館に行ったり、
買出しに行ったり、
そんな感じで過ごしていました。
で、今日読み終わったのがコチラ。
ベストセラーになったので読まれた方も多いかも。
自分は初めて読みましたが、
本業がお医者さんとは思えない、読ませる文章です。
病院という場所が、はたして人が死んでいくのにふさわしい場所なのか?
数々の末期ガン患者の闘病と死に立ち会ってきた著者の
「辛く苦しい死」の物語5編と「悲しいけど希望が見える」物語5編、
その間に著者自身の気付きの物語を挟んだ構成になっています。
「死」は生きることと同じくらい当たり前で大事なことなのに
ふだんあまり語られることがないと思います。
でも、人生の締めくくりを幸せに静かに迎えるためには
こういう事実を知っておく必要があると感じました。
稀に見る良書です。