はーもにか吹きはかく語りき

静岡県浜松市在住ロードバイク乗りの雑記帳です 合氣道とタティングレース、音楽や読書の話も

病院で死ぬということ

今日は朝から雨で一日中降ったり止んだりなので

ウクレレを弾いたり、

ハーモニカを吹いたり、

本を読んだり、

図書館に行ったり、

買出しに行ったり、

そんな感じで過ごしていました。

で、今日読み終わったのがコチラ。

病院で死ぬということ

ベストセラーになったので読まれた方も多いかも。

自分は初めて読みましたが、

本業がお医者さんとは思えない、読ませる文章です。

病院という場所が、はたして人が死んでいくのにふさわしい場所なのか?

数々の末期ガン患者の闘病と死に立ち会ってきた著者の

「辛く苦しい死」の物語5編と「悲しいけど希望が見える」物語5編、

その間に著者自身の気付きの物語を挟んだ構成になっています。

「死」は生きることと同じくらい当たり前で大事なことなのに

ふだんあまり語られることがないと思います。

でも、人生の締めくくりを幸せに静かに迎えるためには

こういう事実を知っておく必要があると感じました。

稀に見る良書です。