はーもにか吹きはかく語りき

静岡県浜松市在住ロードバイク乗りの雑記帳です 合氣道とタティングレース、音楽や読書の話も

古い万年筆が復活!!

昨日、雨の中をロードバイクで走ってたのに

風邪も引かないなんて、

ずいぶん丈夫になったなー、と思う今日この頃。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

ここしばらく予防注射もしていませんが

インフルエンザにもかかっておりません。

今は錠剤(タミフル)じゃなくて点鼻薬?なのだそうですね?

知りませんでしたよ。

そんな前フリとは全然関係無い話でアレですが、

先週末の土曜日、街に出たついでに

万年筆専門店「ブングボックス」さんに寄って

万年筆のクリーニングと調整をお願いしました。

前にココでご紹介したことがある、

自分が10歳(たぶん)の時に親から貰った誕生日プレゼントの1本です。

「もう小さい子供ではないのだから、コレでお手紙を書きなさい」

と言われたと記憶しています。

あと、「学校に持っていってはいけない」「他人に貸してはいけない」とも。

(万年筆はペン先に持ち主の癖がつくため、人に貸すことが出来ない)

そんなわけで27年も前の代物で、かつ全く使っていなかったため

インクが固まって全然書けない状態でした。

正直、ダメ元で持っていったわけですが、

超音波洗浄機に掛けたら、インクが出てくるわ出てくるわw

そして、ペン先を若干削っていただいたら

見事、復活しました!!

ぱちぱち~~~~

Ca3f0006

ペン先に「P」の刻印があったのでパイロットかと思ってたら

プラチナ社製でした。

日本のメーカーで主なところでは

パイロット」「プラチナ」「セーラー」あたりですが、

セーラーがペン先柔らかめ、パイロットが中間、プラチナが硬めだそうです。

たしかに、この万年筆も書き味が硬めです。

正直、パイロットのほうが書き味は好みですが

この万年筆はけっこうな細字で、その点では使いやすいかと。

店長さんが言うには、昔の日本の万年筆は今よりペン先が細めで

昔の細字(F)と今の極細字(EF)が同じくらいだそうです。

復活した万年筆にはブルーブラックのインクカートリッジをセット。

万年筆といえば定番はブルーブラックですよね!

本当はコンバーターをセットしていろんな色のインクを使えるようにしたかったのですが、

この万年筆は本体が短すぎて合いませんでした。

残念!!

ブングボックスさんではこんな風に古い万年筆なんかも

クリーニング、調整をしてくださいます(500円)。

なので諦めずに持っていってみると復活するかも?

でも、本当は使わないときはインクカートリッジを抜いて

ペン先を1日水につけて、きちんとインクを抜いて保管すれば

いいのですよねー(^^;

あと、もっと言えば

使うことが一番の保管方法だそうです。

楽器と同じですね。

手書きって今じゃすっかり減りましたけど

ちょっとしたメモでも伝言でも

気軽に万年筆を使うようにしたいです。