はーもにか吹きはかく語りき

静岡県浜松市在住ロードバイク乗りの雑記帳です 合氣道とタティングレース、音楽や読書の話も

愚か者の哲学

今日は森町へサイクリングに行ってきました。

いろいろ盛り沢山だったお\(^o^)/

ですが、明日はFIHハーモニカコンテストの

決戦ライブを聴きに行くため東京へ行きます。

よって、家事などすべて片付けるため時間がないので

詳細は後日にUPしますねー。

なのでさらっと最近読んで面白かった本でも。

愚か者の哲学

竹田青嗣氏の哲学エッセイです。

・子供の哲学

・若者の哲学

・大人の哲学

という具合に、人生のステージごとに「生きる意味」を

哲学を通して考えていく本です。

これほどまでに哲学を平易な文章で分かりやすく伝える本は

今まで無かったのでは?

この本を読んで思ったのですが、

最近「スピリチュアル」とかいうものがもてはやされていますが、

哲学的な見方をなんとなく不思議な精神世界のことみたいに解説?

したものじゃないかなぁと。

私だけ?

日本では義務教育の授業に哲学ってないので

(フランスではあるそうですね?)

「自我」とか「他者とは何か?」とか真剣に考えることがないと思うのです。

そういうことって本当は生きるうえですごく大切なことなのに。

そうそう、この本で印象に残ったのは

「人間の恐怖は突き詰めれば2つしかない。

 他者の視線と死の恐怖である」

というような意味合いのことです。

すごく納得してしまいました。

どちらも自分自身ではどうにもならないことですからね。