はーもにか吹きはかく語りき

静岡県浜松市在住ロードバイク乗りの雑記帳です 合氣道とタティングレース、音楽や読書の話も

賢者の非常食

今、アート・ペッパーのCDを聴いてるのですが、

いいですねー。

癒されますねー。

アート・ペッパーのサックスが良いのはもちろんですが、

この頃の正統派なジャズって癒し系な気がします。

少なくとも自分はヒーリング音楽みたいなのより

ジャズのほうがよっぽど癒されます。

そんなわけで、疲れたらジャズを聴け!!

っと、結論が出たところで?

本題に行きますよ。

只今読み途中の本がすっごく面白いのでご紹介。

賢者の非常食 by小泉武夫

日本古来の保存食をもっと普段から活用して

非常時に備えよう!

そして、本来の日本人の食文化を取り戻そう!!

という内容の本です。

普段から乾物などを活用して非常時にも備えよう、

っていう本だと思って読んでみたのですが

それだけでなく、食糧自給率の問題や

食文化がアメリカ型に変わったことによる弊害など

「食」について考えさせられる1冊です。

日本人って、幾度となく飢饉や災害に襲われ

その過酷な環境のために乾物、発酵食品などを編み出した

すごい民族なのだと改めて感心しました。

話は変わりますが、

「手拭い」「風呂敷」などシンプルで何通りにも使えるものも

日本人らしい文化だと思うのです。

「お布団」だって畳んでしまえば場所を取らないし

そういうところが日本人って賢いよなぁ、と思うのです。

少ないものでシンプルに生きるヒントというのは

日本古来の生活様式の中にあるのかも。

そしてシンプルに生きるということ、そのものが

非常時の備えになるような気がしますね。