海の向こうから届くということ
突然ですが、ちょっとここで質問。
あなたは仕事で死にかけたり、死ぬ思いをしたことがありますか?
自分は有り難いことに、そういう経験はありません。
地味ぃーな事務職なので。
まことちゃん(旦那さん)の父親は貨物船の機関士でした。
世界中の海を巡る国際商船だったので、
仕事(航海)に出ると、半年から1年は家に帰ってこない
それは大変なお仕事です。
お義父さんは船の仕事のことを色々話してくれましたが
その中で、
「長い船乗り人生の中で2度ほど「もうダメだ!死ぬ!!」と思ったことがある」
と仰ってました。
悪天候で海が大荒れになり
あの巨大な貨物船が上下左右に揺れ、転覆寸前に傾き
死を覚悟したそうです。
まぁ、そんな風に死ぬ思いをするような仕事もあるわけで。
今は家の中で「ポチ」すれば、海外からでも簡単に欲しい物が届きます。
お店に並ぶ商品も海外から運ばれてきたものがほとんどです。
みんなそれを当たり前だと思っているけど、
自分の手に届くまでには色んな人々が関わっていて
もしかしたら死にかけた人がいるかもしれないのですw
そういう事は忘れちゃいけないと思いますね。
インターネットだ、スマホだ、などと、どんなに便利な世の中になっても、
結局、物を作ったり運んだりするのは人間なのだから。