はーもにか吹きはかく語りき

静岡県浜松市在住ロードバイク乗りの雑記帳です 合氣道とタティングレース、音楽や読書の話も

長い目で見れば

今日、仕事帰りに見かけた

ママチャリに乗った、軽い(ガチではない)ロリータ服の女子。

こっちは車なのですが、信号に引っかかったりで

追い抜いたかと思えば、すぐに追いつかれてしまったり。

意外に速いよ!ロリータちゃんΣ( ̄ロ ̄lll)

最終的には引き離しましたが、

距離が短ければ確実に負けていましたね!

織り姫です。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

どうでもいいけど、ロリータ服とママチャリって相性が悪くないですか?

プロンプトンとかに乗っていてくれると嬉しいのですが。

さて、また配偶者控除を見直そうという動きが出ていますね。

いわゆる「103万円の壁」というやつです。

旦那さんが税金の計算上で配偶者控除を受けられる

奥さんの収入の上限額ですね。

これを廃止しよう、という話です。

賛否両論出ていますが、

自分個人としては、103万円よりもむしろ「130万円の壁」のほうが

問題が大きいと思っています。

130万円を超えると社会保険上の扶養に入れなくなり

自分で社会保険料を払わなくてはならなくなります。

なので、130万円を超えたら160万円以上は収入がないと

手取りはマイナスになります。

で、なにが問題なのかというと、

この130万円の壁は、あくまでサラリーマンの奥さんだけの話だということ。

旦那さんが自営業などで国民年金の1号被保険者なら

奥さんも収入の有無に関係無く社会保険料を負担しなければなりません。

これってかなり不公平なんじゃないかと、自分は思います。

そして自分は仕事上、経営者の方とお話することが多いわけですが、

経営する側の本音としては

「103万円以下(の扶養の範囲内)で働いてるれる安い人材」

として女性のパートさんを見ていることが多いです。

本来、それ以上の価値のある仕事をしているにもかかわらず

安く買い叩かれている、ということもあるかもしれません。

女性側が扶養の範囲内で働く事を望むために

自らの職業人としての価値を下げているのでないか?と

非常に残念に思っています。

このことは女性側も重く受け止めた方がいいのではないでしょうか?

私は配偶者控除という制度そのものは悪いとは思っていませんし、

実際、家庭の事情で働くことが難しい方も多いでしょう。

でも、もし働く意欲があるのならば、

扶養の範囲内で、とかケチなこと?を言わずに

出来る限り(もちろんできる範囲で)仕事を頑張ってみて欲しいのです。

損得を計算したりせずに、たとえ初めのうちは140万円とか微妙な金額になっても

続けていくうちにスキルも上がって、年収も上がっていく可能性があります。

結局「長い目で見れば得」という話になると思います。

それを「103万円以内に抑えて~」とかやってると

当然、雇う側もそういう人材としてしか見ないので

スキルアップも望めないと思います。

これはあくまでも私個人の考えですし、

その私はといえば、子供もいない気楽なDINKSで

ずっとフルタイムで働き続けてきているだけなので

そうそう偉そうな事は言えません(^^;

子供を育てるって仕事より大変ですものね。

まぁ、そんなわけで

「働く」ということは目先の損得だけで決めるべきでは無いのでは?

と個人的には思うわけです。