はーもにか吹きはかく語りき

静岡県浜松市在住ロードバイク乗りの雑記帳です 合氣道とタティングレース、音楽や読書の話も

選ぶ力

今、こんな本を読んでます。

選ぶ力  五木寛之

タイトルに今更感が漂うのが残念w

「選ぶ技術を高めるノウハウ本」では決してありません。

選ぶ、ということを題材にしたエッセイです。

軽く読めますよー。

すごく感動するとか参考になるとかいう類の本ではありませんが

しみじみと「人生って選択の連続だよね、うん」と思います。

ところで、話は変わりますが、

「子供がいないの?ラクでいいわねー」

と言われると、正直考え込んでしまいます、自分。

もちろん、ラクな生活をしている自覚は十二分にあるのでw

「まぁ、そうだよね」と思うわけですが、

なにかこう釈然としないものを感じます。

たぶんそれは、言い方にもよるのだけど

「こっちは毎日子供の世話まであって大変なのよ!」

というニュアンスを感じ取るからだと思うのです。

で、「選ぶ力」ですよ。

あなたは好きで子供を産んだのですよね?

自分で子供がいる生活を選んだんじゃないの?

ということです。

自分は子供のいない生活を選んだ、ただそれだけのことです。

きっと自分は自由な時間が多いと思います。

でも、子供がいることで得られる幸せはありません。

また逆もしかり。

結局、どの道を選んでもプラスとマイナスは同じくらいあるような気がします。

結婚や出産というのは人生のオプションであって

必要不可欠なものではないと自分は思っています。

どういう生き方が正しい、間違っている、というのは無いんじゃないかな?

ただ、一番大切なのは

「自分で選ぶこと」

これに尽きるように思います。